ATC
京王は車上演算式の一段ブレーキATCです。現在の速度は速度計の周囲に表示されます。超過時に常用ブレーキが動作する通常パターンと、非常ブレーキが動作する過走防護パターンの二種類があり、また、駅停車時は5km/hへのパターンが発生します。
2010年3月までのATS
変周式ATSを採用していました。
信号機による制限区間で減速75km/h(井の頭線は70km/h)、注意45km/hにて速度照査を行い、超過していたら常用ブレーキで指定速度以下に減速、警戒25km/h以下では非常ブレーキが動作します。
また、ATSによる速度照査をしている速度制限箇所もあります(頭端式ホームでは25km/h以下で順に速度照査しており、超過すると非常ブレーキが動作)。
速度照査は点で行うため、途中で現示がアップしても、次の地上子までは速度を上げることはできません。